野草天丼を作ろう
野草が真っ盛りのこの時期は、まさに自然の知恵を生かした野草料理は魔女レシピの代表ともいえます。
まずは初心者でも失敗のないわかりやすい野草を使って、アク抜きなどの必要のない「揚げる」と言う料理法を使った野草天丼です。
【材料】ヨモギ・ハコベ・カラシナ・ヤブカンゾウ・カラスノエンドウなど(このほかフキノトウ・コゴミ・タンポポなど)薄力粉・水・菜種油・味醂・醤油

①見分けやすい野草の写真)
野草は自信を持って採取できる野草だけにしましょう。
野草は育つ環境・地域・成長度合いで形態がわかりにくいものもあり、セリや三つ葉やウルイなどは形態がそっくりな毒草もあるので十分注意が必要です。)
薄力粉・圧搾絞りの油を使いましょう。(一般に売られている市販の油は揮発性の薬品に油を溶かして100パーセント近く抽出しており、安全とは思えません。
高くてもほんものの油を使いましょう。)同じく味醂や醤油などの調味料も本醸造の無添加のものを使いましょう。
安全であるばかりでなく、味がまるで違います。
化学調味料など、強い味に慣れてしまうと味覚が鈍感になり、本来体に悪いものはまずく感じると言う機能が失われていきます。
②野草を摘む
野草は河原の斜面など、犬の来ないようなところのものを選びましょう。
摘むときに指で簡単にちぎれる柔らかいものを選び、取る時にごみや根っこを取りながら食べられるところだけを摘むようにするとあとの処理が簡単に済みます。また、できるだけ根っこ後と取ることは避け、全部取ってしまうと後々絶えてしまうものもありますので節度を持って摘み草しましょう。
③野草はよく洗い泥やごみをしっかり取って水を切っておきます。
粉を振るときはポリ袋に粉を入れて水気を切った野菜を少しづつ入れては、少し空気を入れて口を持って振ると満遍なく粉がまぶされ、粉も無駄になりません。
⑤天汁を作る
揚げに入る前に天汁を作ります。今回は若杉友子さんに教えていただいた汁で、どちらかというと関東風です。これがじつにおいしいのです。
味醂1:醤油1:水2~3の割合でなべに味醂と醤油水を入れて天汁を作っておく
衣は水に粉を少なめに入れて極力混ぜない状態で衣をつけます。
普通はたっぷりの油で揚げるのが一般的ですが、本物の油は高価ですし、たっぷりの油で揚げるよりは少ない油で揚げます。
何回も油を足すようにするといつも新鮮な油で揚げられますし、無駄なく油を使えます。その代り火加減にはいつも注意しましょう。
180度とよく言いますが、いちいち計っているわけにも行かないので油の上がる音でおぼえます。
油にとき小麦を一滴落として〝ジューウ〟とゆっくり揚げ玉が上がるようですと約140℃~160℃で少し低めです。〝ジュウッ〟揚げ玉が入れてすっと上がってくる音です。
これがほぼ180℃で一般に揚げ物をする温度です。この音が〝ジュッ〟と一滴入れたとたんに跳ね返るように揚げ玉が上がるようだと揚げ物をするには温度が高すぎます。
油に入れるときも、できるだけ広げるように入れましょう。
団子にすると火の通りも悪くベタッと揚がります。そして油の表面積の7割以上は入れないこと。いっぺんに沢山揚げようとすると油の温度が下がってべたつきます。
それから油に入れたら周りを端で触ってぱりぱり感が出るまでひっくり返してはいけません。表7:ひっくり返して3くらいの時間配分で揚げましょう。
⑧盛り付け
ご飯を盛っておいて揚げたての天ぷらを熱いうちに、ジュッと漬け汁に浸けてご飯にトッピングし、天汁を掛けて出来上がり。
生命力一杯、張る満載の天丼を召し上がれ。








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